”Prisma”に思うこと

以下はレビューではなくただの管理人の感想文です。

音楽を論じることに不慣れ&ボキャ不足なのでお見苦しい表現あったらお許しください。

<(_ _)>

 

去年のちょうど今頃、”Love Is Gone”が先行リリースされました。

管理人は原曲を知らなかったので、カバー曲だと分かった時とてもびっくりしたことを覚えています。その後、制作中のアルバムもすべてがカバーであると知った時、驚きもありましたがどこかでやっぱりという気持ちも。

 

ここ数年ライブのセトリでカバー曲が入ることが増えていて、またヤコブが2017年のスペインで開催された”HISTORY of ROCK ”(80’sの曲を様々なボーカリストで演奏するショー)に出演していたこともあり、この流れは自然に思えた部分もありました。

 

2017年 HISTORY of Rock のトレーラー

2016年のライブから♪ Run To The Hills


 

カバーアルバムに対してあまり肯定的でない意見があることは私もよく知っています。バンドのファンであればオリジナルの新曲を聞きたいと思うのは当然かとも思います。

 

実際Prismaのリリースがあった時にもそういった声は聞こえてきました。

前述の経緯を知っていたとはいえ、私もアルバムを聴くまでは、なぜ彼らがカバーアルバムという選択をしたのか、自分の中でもちゃんとわかってないところがありました。

 

アルバム発売日は今年の1月末でしたが、関東が何年かぶりの大雪。都内は電車は遅れるし道路は渋滞、当然物流はマヒ。悪い予感は当たり、フラゲ日当日は都内の基幹店には入荷しませんでした。新宿のタワレコで調べてもらい、おとなり神奈川の川崎店(クラブチッタのある町)にあることがわかります。どうしてもその日に手に入れたい管理人は電車と徒歩でてくてく小1時間。寒い中たどりついた店内にPOPまで付けてしっかり展開してある売り場ができていました。 そこに並んでいるPrismaのCDを見たとき、今までにない感動があり涙が出たのを覚えています。

帰り道、前のブログでも紹介した渋谷のロックバー、SweeetRockさんにお邪魔し、特別にお願いしてゲットしたばかりのPrismaをかけていただきました。すべての曲を聞き終わったときこのアルバムを世に出した彼らの意思がやっと見えた気がしたのです。

 

あのアルバムの中で私が一番好きなアレンジは♪Maniacです。

映画フラッシュダンスの挿入歌、思い出して久しぶりに原曲と聞き比べ、プードルズにかかるとこうなるのかと改めて彼らの音に対する姿勢を思い知りました。

※ここからは私の勝手な感想と推測です※

あの曲はメロディラインの特定のピークに向かって、テンポも音も組み立ててあります。華やかなイントロの後、ピークまでのA/Bメロでテンポもトーンも落としてあるのもすべてはそのため。途中までアコースティックにして極力音を押さえてあります。インタビューでなぜ、ヤコブがAmbient(環境的)という単語を使ったのか今では理解できます。そうやってしずしずと進行したあとに来る、ピーク、♪She's a maniac~の”maniac”で、ボーカルもギターもベースもドラムもすべてが一つの至高の音になるのです。

私が彼らの音にこだわってしまうのはその至高の音を聞いた瞬間に来る一種の恍惚感があるからかもしれません。メンバー全員が作る一つの至高の音・・これは何度聞いてもその感覚が鈍ることなく、もっと聞きたいという気になります。..一種の中毒ですね(笑)

 

同様にピークにその至高の音を持ってくる手法の曲は歴代の曲でもたくさんありまして、たとえば♪Shut Up!のメロディライン♪You see the color~は”Color”に最初のピークが来ています。そのあと”Rainbow”、”Sunrise”と”Shadow”と立て続けにくるのでうわあっ!となります。(^_^;

稚拙な説明で申し訳ないのですが、なんとなく管理人の言いたい事が分かってくださったら、他の曲もぜひ探してみてください。

♪Maniac ※尺は長いですが1曲分しか入っていないようです(^^;

♪Shut Up!


Prismaのアルバムジャケットはメンバー全員の顔のコラージュになっています。そのジャケットが表す通り、The Poodlesというバンドは、メンバー全員で作り上げる音というのにずっとこだわってきたと思うのです。ライブ盤の”No Quarter”という名前も彼らの意思を表したものだと思っています。

 

Prismaはデビューして10年を過ぎ、スタジオアルバムも順当にリリースしてきた今だから作ることができたアルバムなのでしょう。すでに完成している曲を自分たちの新しい音を作り変えるという作業は、オリジナルの曲を完成させるよりも別の意味でカロリーのかかる作業だったのではと推察します。それがこのような完成度で達成されているのは、今の彼らだから出来たこと。

今度のアルバムにゲスト参加しているミュージシャンは何らかの形でプードルズと関わってきた才能ある方々です。その方々と一緒に作った音、曲を経て、今の等身大の彼らがあのアルバムに詰まっているのではないかと思うのです。

 

Prismaの完成を経て、彼らはもう次に進んでいます。

曲作りを休まないメンバーたちですから、新しいアルバムの準備は始まっています。そしてまた次のオリジナルアルバムで、ライブでまた新しいプードルズを見せてくれると思います。

チームメンバーの皆さんと一緒にその日を楽しみに待てることがとても嬉しい管理人です。

 


The Poodles Street Team Japan