SHOW

よく「明日はライブだ～(^o^)」とか普通に言いますが、海外ではLive、Gig、Concert、Showと色々言い方があるようです。

プードルズはShowという単語を多用し、体現します。

セトリの組み方に始まって合間に挟むMC、時にはメンバーをいじってみたり、Jakobのマイクスタンドを使ったパフォーマンス、ギター、ベース、ドラムそれぞれのソロ。そして4月の来日公演でもそうでしたが、Jakobのたくさんの衣装チェンジもShowの大事な要素の一つ。

参考までに日本公演でのJakobの衣装の画像を付けました。その数ジャケット３種類、インナーシャツ3種類プラスツアーTシャツの７種類！

この衣装の多さはJakobがおしゃれさんなのももちろんあります。

以前のライブビデオのインタビューではPontusがJakobのことをたくさんの衣装とアクセサリに囲まれたお姫さま（！）だと言っていました。

ちなみに王子さまはKicken。

（管理人からすると全員王子様ですけどね）

衣装チェンジは今に始まったことではなく、ほぼ当初からやっています。曲数が少ないフェスでもJakobだけお色直しすることはよくあります。

春に出演したテレビ番組"Lotta på Liseberg"では演奏曲目２曲のうち、1曲目♪Go Your Own Wayはステージ映えのする全員白の衣装に統一、2曲目の♪Call Meでは、おそらくアルバムに参加しているMalena Ermanさんと共演するためJakobだけ今ツアーからおなじみのジャケット＆黒パンツに着替えたりしています。

90分のShowであれだけお色直しするバンドも珍しいですが、Jakobの衣装チェンジはプードルズのShowの舞台転換みたいなものかな？と管理人は推察しています。例えば春のツアーのセトリでJakobが赤いジャケットに着替えて出てきたのはバラード３曲のメドレーの前でした。

スポットライトに浮かんだ赤いジャケットでのあのバラード・・転換としてはとても素敵なタイミングではないでしょうか。

ちなみに・・・

東京公演でもお色直しを予想していたので日本着日にJakobが空港に衣装の入ったスーツケースを置いてきちゃった事件は管理人、どうなるやらと内心ハラハラでした・・・ツアースタッフの尽力のおかげで事なきを得て本当にほっとしました。

そしてパフォーマンス。

フロントマンとしてのJakobの動き、オーディエンスの煽り方もショーマン。合間合間でほかのメンバーに絡みに行くのもまた華になります。そしてそれぞれのソロも。日本公演でマイクスタンドを回しているのを周りにひっかからないか心配された向きもあるかと思いますが、あらかじめ振り回せる場所まで計算している節があります。なぜなら会場によってJakobの動きが全然違うからです。春のヨーロッパツアーの動画を見るとステージ幅がせまい会場ではこういったパフォーマンスはしていませんでした。

 もちろん音に関してもこだわり、リハーサルにもかなり時間をかけているようです。

特にツアーの前には必ずサウンドチェックのための長い時間をとっています。

４月の初来日公演では東京公演当日、合計4時間弱ほどかけてボーカルのみ、バックコーラスのみ、リズム隊のみと細かくわけて念入りにやるのでロブさんもびっくりしちゃったとか。

直前で春のヨーロッパツアーも終わっていて、ご存知のようにセトリも同じでした。でも初上陸だった日本公演は特別枠だったようなのです。

弾丸スケジュールでロングフライトの疲れが抜けない中、日本で最高のステージを見せようとした姿勢が管理人にはとても嬉しく、もう何度目かわかりませんが、惚れ直した次第です。

彼らにとっての公演は、リリースした多彩な種類の曲を演奏する音楽要素に、たくさんの衣装やパフォーマンスなどのビジュアル要素を加え、その時の彼らのベストを体現する文字通りのShowそのものなのだと管理人は解釈しています。

その表現力の高さは彼らの大きな強みであり、また大きな魅力でもあります。

おそらく今年以上に見せてくれるそのShowをまた日本でも見られる日が一日でも早く来ますように・・

先日伊勢神宮に初来日祈願のお礼参りに伺った際、再来日祈願も改めてしてきました。

神様にお願いばかりでは申し訳ないので管理人も頑張ります。